チョコレートの健康法

手軽で簡単に健康効果!カカオポリフェノールの力!

手軽で簡単に健康効果!カカオポリフェノールの力!

日々の健康に気を遣う上で睡眠や運動も大切ですが、勿論「食べ物」も重要です。

しかし、健康に気を遣った食べ物となると「高い」、「すぐ手に入らない」、「すぐ食べられない」などやる気を削いでしまう要因もあると思います。

今回は手軽で簡単に手に入る食べ物、「チョコレート」についてご紹介したいと思います。

この後ご紹介する「カカオポリフェノール」を知れば、
気軽に楽しみながら健康を意識できるので必見です!

そもそもチョコレートとは?

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さて、そもそもチョコレートって何でしょうか?

「そんな話はいいから、、」と思われる方もいらっしゃいますが、
今回のテーマにおいて大切な事なので、少しお付き合いください。

チョコレートというと、「甘くて」、「チョコレート独特の苦みがあり」、「茶色の食べ物」という認識だと思いますが、今挙げた特徴がとても大切です。

先ず、「甘い」という特徴に関しては、砂糖が入っているという事実を指します。

分かり切っていることをお伝えして申し訳ないのですが、ここをきちんと認識して下さい。

次に「チョコレート独特の苦みがある」。
これの要因としては、以下の成分が含まれているからです。

①カカオポリフェノール
②テオブロミン
③カフェイン

少し健康食品の話らしくなってきたでしょうか?

最後に、「見た目が茶色」なのは、チョコレートの元となるカカオ豆の外皮が茶色だからです。このカカオ豆の外皮にはカカオマスやココアパウダーが含まれています。

チョコレートとはという話になると、製造工程などの話も出てくると思いますが、
今回は割愛します。

ただこのようにチョコレートの特徴を整理すると、
①健康になる為には?
②健康を意識するには?
という目的を明確にするのに役立ちます。

つまり上記の特徴で言えば、「砂糖」が沢山含まれたチョコレートは健康には向きませんよね?
という事は、私達は出来るだけ砂糖が含まれていないチョコレートを食べた方がいいのですが、ここで「カカオポリフェノール」というチョコレート特有の成分を知っておくと、
非常に理解がしやすいと思います。

ズバリ、カカオポリフェノールとは?

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カカオポリフェノールとは、カカオ豆の中身である胚乳(カカオニブ)を焙煎し、
すりつぶしたカカオマスに含まれている成分です。

カカオポリフェノールには以下の効果があります。

①強い抗酸化作用
➡私達は酸素を吸って生きていますが、一部の酸素は化学反応を起こして、
物質をより酸化させてしまう活性酸素に変わってしまいます。
活性酸素は、血管などを傷つけて「老化」や「生活習慣病」へと発展させますが、
これを予防する働きが抗酸化作用です。
抗酸化作用はポリフェノールに含まれていることが有名で、
ブルーベリーの「アントシアニン」や大豆に含まれる「イソフラボン」にも含まれていますが、チョコレートは手軽にポリフェノールを摂取出来るという意味でも有力です。

②抗アレルギー効果
➡意外に思いますが、カカオポリフェノールは、花粉症などでよく聞く「アレルギー」に対する身体の反応を抑える効果もあり、様々な研究で成果が出ております。
更には、アレルギーの炎症や悪化も抑える効果もある事が分かり、
まさに薬品と言っても差し支えない効果が期待できます。

③脳の活性化にも一役
➡カカオポリフェノールによる脳への血流UPにより、脳の代表的な栄養成分である
BDNF(brain-derived neurotrophic factor)を運びやすくすることで、
認知機能を高めるという研究成果も出ております。
細かい知識は避けますが、ただ単にカカオポリフェノールは抗酸化作用があるというだけではなく、エビデンスを元に私達の健康に加え効率化にも期待することが出来ます。
因みにBDNFとは、記憶や学習などの認知機能を促進させるたんぱく質の一種です。

④便通改善
➡カカオ豆にはカカオポリフェノール以外にも、「カカオプロテイン」と呼ばれている成分も含まれています。
これはたんぱく質の一種で消化されにくい特徴を持つことから、
身体に入ると小腸では吸収されず大腸に届き、便の元となってかさを増してくれるという作用があります。

以上代表的なカカオポリフェノールの効果を挙げましたが、
改めて確認すると、チョコレートは絶対に食べた方が良いような気もしてきます。

ただし、当たり前ですが「食べ過ぎは注意」であり、
最初にお伝えした砂糖が入ったチョコレートも沢山あるので、やはり食べ過ぎるとデメリットも高くなってしまいます。

高い値段で売られている「高カカオチョコレート」ですが、
こちらは普通のチョコレートより脂質が多く、食べ過ぎると肥満の原因や、
カフェインの過剰摂取による下痢や吐き気などを引き起こす可能性もあります。

なので、一日のあたり「3~5枚」という個数を目安に食べ、
カカオが70%以上含まれたチョコレートを食べることを意識しましょう!

まとめ

手軽で簡単に健康効果!カカオポリフェノールの力!

以上ここまで、チョコレートのカカオポリフェノールについてお伝えしました。

勿論食べ過ぎは注意ですが、効果を見ていただいた通り、生きる上に欠かせない効果が沢山含まれているので、健康を意識する上でも活用していただければと思います。

diary.st著